審美歯科

審美歯科を意識されている方が最近増えています。

古くから「明眸皓歯(めいぼうこうし)」は美しい人の代名詞でした。
明眸皓歯とは、つぶらな瞳に綺麗な歯並びと言った意味で、口元がきれいな事は美人の条件でもありました。

口元の美的感覚は、時代や文化によりさまざまで、いろいろな多様性に富んでいます。
例えば、ちょっと前までは前歯に金歯や銀歯を入れることが一般的でしたし、お金がある人は健康な歯まで金歯に被せる事もあったようです。
また、江戸時代などはお歯黒と言って、既婚の女性は歯を真っ黒に染めるという風習も有りました。

金歯やお歯黒が流行した理由にはいろいろな要因が有るのですが、1つは技術的な問題が有りました。
金属の歯が加工しやすいのですが、歯と同じ色調の被せ物は、加工するのに高度な技術が必要です。
また、お歯黒に関しても、材料調達が比較的容易で、う蝕予防効果が高かったことがわかっています。

 

一方現代の主流は、「自然な歯並び」です。
「ハリウッドスマイル」と表現されるように、こぼれんばかりの笑顔で、奥歯まで真っ白な歯が並ぶ。
人間が持って生まれた自然な歯並びを、美しいとする感覚が主流となっています。

技術的な問題も解決され、天然歯と見まごうばかりの被せ物や、失った歯を取り戻すインプラント、デコボコの歯並びをきれいに整える歯科矯正など、以前では不可能と思われた症例が、比較的容易に審美を取り戻すことが出来るようになったのです。

また、ホワイトニングなどのテクニックにより、歯を削らずにきれいにすることも可能になってきています。

人前で話す時に、無意識に口元に手をやってしまう方はいませんか?
心当たりのある方は、審美歯科について少し考えてみることをお勧めいたします。

詳しくはこちらのサイトをご覧ください。

審美歯科〜芸能人は歯が命〜

 

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